今日はたまたま最新パソコンを新宿のヨドバシカメラで見る時間が取れたので、じっくりと見てきました。
パソコン関連のニュースは常にチェックしているので、新しい夏モデルも一通りネットで確認していますが、実物のチェックも大事ですね。
近場のコジマでは揃っている機種は少ないし、たまに買い物に行く吉祥寺のヨドバシカメラもパーキング代がかかるため、5000円以上の買い物がない場合は意外と市場調査も滞りがちです。
さて、表題のテカテカ液晶です。
正式にはグレア液晶、もしくは、光沢液晶のモニターについてです。
逆に、テカテカしていない液晶モニターのことは、ノングレア液晶、もしくは、非光沢液晶といいますね。
仕事柄、ご高齢のお客様と接することが多いため、グレア液晶は長時間の視聴に向いてないのになぁ、と常々思っていました。
しかし、巷にはグレア液晶花盛りです。
確かに、写真などは鮮やかに見えるため、一般受けはすると思いますが、実際のところどれくらいニーズがあるものなんでしょうか。
店頭でも、当然のように、NEC、富士通、SONYの3大メーカーはテカテカ液晶のみのラインナップです。
自宅ならまだしも、天井に照明ぎらぎらの大型店舗だと、テカテカ液晶はより見づらくなってます。特にノートパソコンだと、普通腰の位置で使うことはありえないため、大型店舗の陳列状態だと、かなり液晶部分を倒さないと画面が視認しづらくなってます。
本当に、世のパソコンユーザーはテカテカ液晶がいいんでしょうか?
私のように、昔からパソコンを使っている人間からすると、やっぱりテカテカ液晶はなじめない上に、見づらいですね。
そうして、店頭の陳列しているパソコンをぐるりと見て気がついたことがひとつ。
SOTECのパソコンだけ、液晶がテカテカしていない!ってことです。
まぁ、いまは、ONKYOですが、とにかく、ONKYO(旧SOTEC)のデスクトップパソコンはテカテカ液晶じゃなかったのでした。(ちょっと調べたら最新機種3機種中1機種はテカテカ液晶でした。)
なんか、少し感動しました。
ポリシーがあるなぁ、と。
今では、ThinkPadのデスクトップ版である、
ThinkCentreですらテカテカ液晶を採用する世の中です(実際店頭においてありました)。
そんな中にあって、ONKYO(旧SOTEC)だけノングレア液晶を選択するとは、すごい英断だなぁ、とつくづく思いました。
ちなみに、グレア液晶より、ノングレア液晶の方が、製造コストがかかるそうです。
元々液晶モニターはテカテカしているので、そこにノングレア処理を施すから、だそうですが、最近はどうなんでしょうかね。
ちなみに、NECがうたっているスーパーシャインビューEX2のテカテカ液晶画面は他のパソコンに比べて綺麗でした。
NECは製品の売り方があんまりうまくないですよね。昔から。
以上です。
とはいえ、やっぱりご高齢の人たちや、画面を数時間でも見続ける人、ホームページを読み込む人などは、テカテカ液晶は向いてないと思うんですけどねぇ。