本日は、Mac Cube のドライブ交換のお話をします。
とはいえ、この操作は当社のサポート外ですので、ドライブ交換のレポートという程度で読んでいただければ幸いです。
※MacCube の分解自体は、Appleのサイトでも公開されておりますが、こちらのレポートを見て同様の作業を行った場合、最悪 MacCube が起動しなくなる場合があります。当社ではこの作業レポートの記事について一切の責任を負いませんの、分解される方は自己責任で行ってください。
さて、手元にCDドライブが故障した MacCube があります。
通常動作には問題がありませんが、当然ながらドライブが使用できません。
なお、MacCube の交換用のドライブは、過去には販売されており、加賀電子(
TAXAN)から出ています。
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加賀電子 TAXAN
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PowerMac G4 Cube内蔵交換型CD-R/RW ドライブ
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PowerMac G4 Cube内部交換型コンボドライブ
ただし、既に販売終了していますので、もう購入は出来ないと思います。
発売日が2001年6月下旬ですから、かなり昔ですね。
そんなわけで、MacCube にはFireWire外付けドライブを接続し、MacOSXをインストールして使用していましたが、外付けドライブは場所を取るので何とか内臓ドライブを交換できないかと長い間検討してきました。
※MacOSXは、DVD-ROMで提供されており、MacOSX動作条件の一つにDVD-ROM搭載のMacとなっています。おそらくこれはインストール時のトラブルを考えての記載だと思います。私は、FireWire接続のDVD-ROMドライブでMacOSXのインストールが出来ましたが、実際は数回失敗した後、なんとかインストールしたのでした。なお、MacOSXのCD-ROM提供版はありません。
ネットでいろいろ調べたところ、参考になるサイトがありましたが、こちらは上記の加賀電子社製のドライブを取り付けています。
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Mac改造天国と地獄
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PowerMac G4 Cube 編 5
上記サイトでも確認できますが、MacCube搭載のスロットローディングドライブは、MacCube専用のドライブになっており、市販のノートPC用のスロットローディングドライブは取り付けが出来ません。ネジ穴すら合わない代物です。
先ほどのTAXAN社製のMacCube内蔵用のドライブは、ドライブの向きを逆にして、MacCube内蔵用の取り付けネジを付け足したものです。
さて、取り付けていきましょうか。